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小倉記念 最終追い切り全頭診断

仕上がりの差が出た最終追い切り!高評価馬から順番に全頭を紹介します!

小倉記念 最終追い切り全頭診断

こんにちは、競馬リポート管理人の田中です。

今週は、夏の小倉を代表するハンデ重賞「小倉記念」が行われます。

小倉芝2000mは、直線だけの瞬発力ではなく、向正面から勝負どころにかけてスムーズに動ける機動力と、早めに仕掛けても最後まで脚を使える持続力が重要になるコースです。

さらに今年は、実績馬、上がり馬、長期休養明けの馬、地方所属馬まで顔ぶれが幅広く、近走成績だけでは状態をつかみにくいメンバー構成となりました。

そこで今回は、最終追い切りの時計だけでなく、直線での反応、フォームの安定感、併せ馬での手応え、1週前からの上昇度、中間の乗り込み量まで確認し、全頭を評価しています。

なお、追い切り映像を確認できなかった馬は、時計のみで無理に評価を決めず「評価保留」としました。

まずは仕上がり評価の高い馬から順番に見ていきましょう。

最終追い切り評価まとめ
評価S ジーティーアダマン
評価A エヒト、ガイアメンテ、カネフラ
評価B ウエストナウ、コパノサントス、ジョバンニ、ゼンダンハヤブサ、タガノアビー、テーオーソラネル、マイネルメモリー、レーゼドラマ
評価C カエルム、ナムラエイハブ
評価保留 ケイズレーヴ、サフィラ、トータルクラリティ、ノーランサンライズ
評価が高い順に全頭診断

〖評価S〗ジーティーアダマン

最終追い切り:栗東坂路 52.1-37.8-12.2 馬なり

1週前の栗東CWでは一杯に追われ、6F82.6秒、ラスト11.2秒で先着。直線で促されるとすぐに反応し、併走馬を突き放しました。最終追い切りは坂路で馬なりながら4F52.1秒。大きな馬体を持て余さず軽快に動き、末強めの僚馬に先着しています。負荷と余力のバランスが良く、動きの力強さ、反応、集中力を総合して今回のトップ評価です。

〖評価A〗エヒト

最終追い切り:栗東坂路 51.3-37.4-12.0 末強め

栗東坂路で4F51.3秒と年齢を感じさせない好時計を記録しました。道中は脚取りがスムーズで、手前を替えてからも大きくフォームを崩さず、ラスト12.0秒までしっかり伸びています。1週前も強めに追われてラスト11.9秒。2週続けて動きに活気があり、過去に小倉記念を制した舞台へ向けて、十分に力を出せる仕上がりです。

〖評価A〗ガイアメンテ

最終追い切り:栗東CW 83.7-67.7-53.2-37.9-11.3 馬なり

栗東CWで僚馬を追走し、馬なりのままラスト11.3秒で先着しました。1週前には強めに追われてラスト10.9秒を記録し、テーオーソラネルに大きく先着。最終追い切りでは前週の負荷を生かして余力を残しながら、直線で自然に加速できています。馬体の張り、フォームの安定感、反応はいずれも高水準です。

〖評価A〗カネフラ

最終追い切り:栗東坂路 55.3-39.7-12.1 馬なり

最終追い切りは栗東坂路で馬なりの単走。全体時計は控えめですが、ラスト12.1秒まで前向きに動き、四肢の踏み込みにも力強さがありました。中間は坂路を中心に十分な本数を消化しており、乗り込み量に不足はありません。近走成績から人気は上がりにくいものの、調教内容だけなら変わり身を警戒したい一頭です。

〖評価B〗ウエストナウ

最終追い切り:栗東CW 84.1-67.5-52.6-37.3-11.2 馬なり

栗東CWで僚馬を追走し、馬なりでラスト11.2秒を記録しました。直線では軽快に伸びた一方、併走馬にはわずかに遅れています。1週前は一杯に追われてラスト11.2秒で先着しており、必要な負荷は掛けられました。大きな不安はありませんが、上位評価馬ほどの鋭さや余裕は感じられずB評価です。

〖評価B〗コパノサントス

最終追い切り:栗東坂路 53.3-38.3-12.4 末強め

栗東坂路で末強めに追われ、4F53.3秒、ラスト12.4秒。脚幅をコンパクトに保ちながら、無駄の少ない動きで登坂しました。中間も坂路で本数を重ねており、仕上がりは順調です。ただし道中で手前を何度か替えるなど、集中力にやや課題を残しました。動き自体は悪くなく、力を出せる状態です。

〖評価B〗ジョバンニ

最終追い切り:栗東坂路 54.9-39.1-12.4 馬なり

1週前は栗東CWで6F82.4秒、ラスト11.5秒を馬なりで記録。四肢を大きく使い、海外帰りでもスピード感のある動きを見せました。最終追い切りは坂路で軽めに整えています。脚取りはスムーズでしたが、頭の動きや発汗がやや目立ち、絶好調とまでは言い切れません。能力を発揮できる水準にはあります。

〖評価B〗ゼンダンハヤブサ

最終追い切り:栗東坂路 53.3-38.1-12.1 馬なり

栗東坂路で馬なりのまま4F53.3秒、ラスト12.1秒。手前替えはスムーズで、しなやかなフォームを保ちながら最後まで脚色を落としませんでした。踏み込みにはもう少し力強さが欲しいものの、終盤に自然とペースを上げられた点は好印象です。格上挑戦でも状態面の不安は少ないでしょう。

〖評価B〗タガノアビー

最終追い切り:栗東CW 71.9-55.9-39.7-12.0 馬なり

1週前の栗東CWでは馬なりで6F82.4秒、ラスト11.4秒の加速ラップ。大きな歩幅で集中して走れていました。最終追い切りは5Fから軽めに整え、ラスト12.0秒。前週ほどフォームの安定感はありませんでしたが、必要な負荷はすでに掛けられています。上積みは限定的でも、仕上がりはおおむね順調です。

〖評価B〗テーオーソラネル

最終追い切り:栗東坂路 54.7-39.4-12.8 馬なり

1週前は長期休養明けらしい重さがあり、ガイアメンテに遅れましたが、しっかり負荷を掛けられました。最終追い切りは栗東坂路で馬なり。手前を替えてからも軸がぶれず、前週よりフォームは良化しています。時計は目立たず馬体もやや細く映りますが、久々としては動ける状態まで整いました。

〖評価B〗マイネルメモリー

最終追い切り:栗東坂路 51.5-37.7-12.6 末強め

栗東坂路で自己2番目に速い4F51.5秒を記録しました。序盤から力強く進み、全体時計は高く評価できます。ただし、終いは12.2秒から12.6秒と減速しており、末強めの脚色を考えるともうひと伸び欲しい内容でした。小倉実績と乗り込み量を考慮すれば、相手候補には残したい仕上がりです。

〖評価B〗レーゼドラマ

最終追い切り:栗東CW 37.8-11.6 馬なり

最終追い切りは栗東CWで3Fからの軽い調整。頭を低く使い、前脚を大きく伸ばしながらラスト11.6秒でまとめました。1週前には強めに追われて6F84.5秒、ラスト11.3秒で先着しており、負荷は足りています。前脚にわずかな硬さはありますが、久々でもフォームは整っており、及第点以上です。

〖評価C〗カエルム

最終追い切り:栗東CW 84.4-68.4-53.2-37.9-11.5 馬なり

栗東CWで3頭併せを行い、馬なりでラスト11.5秒。道中はリラックスしていましたが、直線では新馬に交わされて遅れました。併走馬の能力を考慮する必要はあるものの、時計、反応ともに強調材料は少なめです。大きく状態を落としている印象はありませんが、重賞で上位を争うにはもう一段の良化が欲しい内容でした。

〖評価C〗ナムラエイハブ

最終追い切り:栗東坂路 52.5-38.2-12.4 強め

栗東坂路で強めに追われ、4F52.5秒、ラスト12.4秒。脚取りには活気がありましたが、ハミ受けやフォームに無駄があり、動きのまとまりを欠きました。好調時には51秒台を記録する馬だけに、今回の時計も強くは推せません。乗り込み量は確保しているものの、本来の出来には少し届いていない印象です。

〖評価保留〗ケイズレーヴ

最終追い切り:名古屋ダート 51.4-37.1-11.4 直線強め

名古屋ダートで4F51.4秒、ラスト11.4秒と時計は出ています。ただし、最終追い切り映像を確認できず、フォーム、反応、馬体の張りを十分に判断できません。地方所属馬で比較材料も限られるため、時計だけで高い評価を与えるのは難しいところです。状態評価は保留とします。

〖評価保留〗サフィラ

最終追い切り:小倉芝 58.4-41.9-12.4 馬なり

早めに小倉へ移動し、最終追い切りは芝コースで軽く整えました。輸送を先に済ませた調整過程には好感が持てますが、映像がなく、4F58.4秒という時計も状態判断には向きません。直前の気配や馬体を確認できないため、今回は評価保留とします。

〖評価保留〗トータルクラリティ

最終追い切り:小倉芝 72.6-55.3-39.7-11.8 馬なり

小倉芝で馬なりの単走を行い、ラスト11.8秒を記録しました。現地入り後も順調に調整されていますが、追い切り映像がなく、動きや馬体の状態は判断できません。時計も軽い調整の範囲で、仕上がりを断定できる材料が不足しています。評価は保留です。

〖評価保留〗ノーランサンライズ

最終追い切り:栗東CW 82.9-67.1-52.4-37.6-11.5 馬なり

最終追い切りは栗東CWで6F82.9秒、ラスト11.5秒。1週前には6F80.2秒の自己ベストを記録しており、状態上昇を感じさせる材料はあります。ただし最終追い切り映像がなく、当週のフォームや反応を確認できませんでした。時計面は悪くありませんが、今回は評価保留とします。
最終追い切り総括

今回の最終追い切りで最も高く評価したいのは、ジーティーアダマンです。

1週前にしっかり負荷を掛けながらラスト11.2秒で先着し、最終追い切りでは馬なりのまま坂路で僚馬を上回りました。大きな馬体を軽快に動かし、反応、踏み込み、集中力のすべてが高い水準にあります。

A評価では、坂路で4F51.3秒を記録したエヒト、1週前にラスト10.9秒をマークしたガイアメンテが特に目立ちました。

エヒトは9歳でも動きに衰えを感じさせず、小倉実績を考えても軽視できません。ガイアメンテは1週前に負荷を掛け、最終追い切りを余力十分にまとめる理想的な調整過程です。

穴候補としてはカネフラに注目します。時計は派手ではありませんが、中間の乗り込み量が豊富で、最終追い切りでも前向きさと踏み込みの強さが目立ちました。

B評価の中では、全体時計の速いマイネルメモリー、久々でもフォームを整えてきたレーゼドラマ、1週前の内容が良かったタガノアビーが相手候補です。

一方、カエルムとナムラエイハブは、上位評価馬と比べて反応やフォームのまとまりに物足りなさが残りました。

映像を確認できなかった4頭は評価保留としていますが、ノーランサンライズは1週前に自己ベストを記録しており、当日の気配には注意が必要です。

追い切りから見た中心はジーティーアダマン。エヒト、ガイアメンテを相手上位とし、動きに変化を見せたカネフラまで警戒したい小倉記念です。

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